Customer profile

   

株式会社日米商会
http://www.e-nichibei.com

代表 鈴木美香様

1927年創業
先々代社長が開発した特殊塗料とハイレベルな施工技術を持つ。
自分たちで補修ができる塗り床材の開発・販売も行う。

創業者である先々代社長が、大型案件の施工当日に急逝。
妻が(現相談役)が後を継ぐ。

施工部部長の地道な努力と
常人離れしたバイタリティにより新規大手取引を拡大。
その手腕と実績から
イセデリカ・タカナシ乳業・森永乳業・ミヨシ油脂・日清オイリオグループなど
業界大手との取引も多数もつ。

その後、現社長鈴木さんへ引き継がれ
施工技術一辺倒から、販売部門の強化を開始。

Project

・代表鈴木さんの体調を考慮し、稼働時間の大幅な削減が必要に
・販売部門の営業戦略
・スタッフ育成
・業務フローの見直し
・施工部との連携(JV形式の導入)
・リモートワークの導入


BEFORE

目の前のシゴトを回すことで精一杯。
画一的なアドバイスのみで八方塞がり

24時間フルスロットルで働くことがもう限界になっていた鈴木さん。
施工部門との連携、商品の価格改定、
業務フローの見直し、戦略、売り上げ計画のみなおし・・・
やることは山のようにあるのに、進まない。
家に帰れば、母親・妻をやらければいけなく
息を止めて全力疾走している感覚になっていた。
アドバイスをもとめても、画一的な答えしか返ってこず
八方塞がり。

 

AFETER(3ヶ月経過地点)

・代表鈴木さん 週7日稼働→週1日稼働へ減らすも
 スタッフ稼働時間を維持しながら売り上げ前年キープ

・業務フロー改善により業務時間の圧縮に成功

・新規戦略を導入、事務スタッフの営業戦力化に成功

・他部署との連携が進む


具体的な内容

・代表鈴木さん 週7日稼働→週1日稼働へ減らすも
 スタッフ稼働時間を維持しながら売り上げ前年キープ

鈴木さんの業務の棚卸し、適正人材へ振り分け。
Skype会議の導入により無駄な出勤をなくす。
オンラインでスタッフとの報告連絡相談を可能にする。



・業務フロー改善により業務時間の圧縮に成功
ルーティーンワークの業務をマニュアル化。
業務のフローを確認し、無駄なシゴトがあれば削除。
スタッフ同士の協力体制がつくれたことで
ルーティーンワーク業務時間の圧縮に成功。



・新規戦略を導入、事務スタッフの営業戦力化
ミニセミナーを開催し、
売り上げの構造・営業の基礎基本を身につける。
営業戦略をたて、新規顧客への営業活動を開始。
スタッフの隠れた才能が開花する。



・他部署と連携
販売部門の強化と同時に、施工部との連携体制を強化。
JV形式を導入開始

 

きっかけは、あの名刺。


      



佐藤)
私と出会い、そこからどんなことをしたか。どんな変化があったか。
今日はこの辺りのお話をお伺いできればと思います。

まず、私と出会ったきっかけですけど。
要は名刺にひっかかってしまったと笑


代表鈴木さん:(以下敬略)
当時、結構大変な状況で
佐藤さんの名刺みてこれはわたしのことではないか!!と思いました。

わたしが今まで通りには働けない状態になっている。
でも結局今まで通りに働いてしまう。

これは、すごくまずいなと。改善しなきゃいけないのに。
かといって誰かに一方的に頼んでも、多分断られしまう。
丸投げも無理だし、当時は誰かが(この状況を)
助けてくれるなんて思っていなかったんです。

自分で考えて解決するしかないんだと思っていた。
自分の健康状態もあるし。
でもう、ここにいたっては会社をとじることも考えていました。
相談する時も「清算」するにはどうしたらいいのかしか考えていなかった。
でも「清算」のやり方もわからない・・・。

自分はこれ以上働くのは無理!
そう思っていた時に会ったんですよね。佐藤さんに。

その時、偶然に。
それで、名刺を見たら「はたらく時間は3分の1 売り上げ倍」と書いてあって。

「そういうやり方があるんだったら
自分のはたらく時間をなくしても
しかもそれで売り上げが倍になるんだったらいけるかも!」と思ったんです。


佐藤 
希望の光が。ここで生まれた!

鈴木
「これもしかしていいのかもしれない!」と思って
佐藤さんに話しかけたら、ちょっと説明してくれたんですよね。

佐藤
そうでしたね。
ビジネスを大きく育てるには3つを育てるんですよ。 
「売る場所・うるもの、集客」この3つをね。
育てるんですよという話を絵を描いて説明しましたね。

 

もう、これ以上どうやって仕事を回したらいいのかわからない

 

鈴木
うちの会社はものを売るのがすごく下手で・・。
それはなぜかというと、やる気がないメンバーが悪いとかじゃなくて
やり方がわからないから。

あとは、今いっぱいある仕事をどうやったらいいのか。
今の仕事をどうするのかもわからない。

新しいことをやるには隙間がいるわけですよね。

でも今までのコンサルの方は、そういうこと一切関係なく
「隙間をつくるのはあなた(社長)の仕事ね」
「隙間がつくれたら言ってください。手伝いますから」と。

・・・そんなことは!!!無理なんですよっ!!!

佐藤:笑 鈴木さん落ち着いて、お口が笑

鈴木:笑 とにかくこの(いっぱいある仕事)の状態で
何年もやってきているし、だれもさぼっているわけでもない。

一生懸命やっている・・。これ以上減らせないんですよ!

売り上げ上げるっていってもやり方がわからない!
誰が、なにをやればいいの?
いつやればいいの?と。

だって今10の時間をもう10使っているんですよ。
それどうやればいいのかっ!!20にふやすのか!!

 

気がつくと週7日働いていた。24時間フルスロットル。

 

佐藤:
私がお会いした時鈴木さんは週6日会社に行き、かつ仕事もちかえっていると。
よくよく聞いたら、週7日。家でも仕事していると。
休んでないじゃないですかと。

鈴木:うん、そうそう。

佐藤:これ以上あたらしいことは無理!時空を歪めない限り無理でしたよね笑

鈴木:
そうです。そのときに、うちの会社に佐藤さんに来てもらって
いっさいがっさいの状況をお伝えして話して・・。
夜の11時まで笑

佐藤:
18時から2時間の予定がなぜか終電。笑
時空がね、ゆがんでね笑
がんばりましたね。

鈴木:
笑 そうですね。ありがとうございました。あの日は・・。笑

それで、あの時に「どうやったら手放せるのか」と聞いたら、
「まず(鈴木さん)の時間をあけていくことです」と。

結局、ずーっと課題として抱えていて
「いけないな、いけないな。」
と思っていながら方向性を変えられかなったことがあって。
経営の時間を考える時間つくること。

これがいつまでたっても「やなきゃ」のまま
いつも他の仕事を優先してできていなかったんです。

佐藤:
事業の戦略とかですね。


鈴木:
とにかく静かに考える時間。これがなかった。
家に帰れば子供がいるし、家事をやらなきゃいけない。

会社でも「ちょっといいですか」と話しかけられると
自分の仕事が止まってしまう。

だからわたしの仕事がどんどん後ろになっていく。
・社長に聞かないとわからない
・聞かれた私は一生懸命答える
・で自分の仕事はできない
ずっとこの調子でいったいどこをかえれば
経営の(ことを考える時間)ができるのかと・・・。

以前、「経営者の仕事をあなたはしていてるんですか」と聞かれた時に
もうどうしようもなかったですよね・・。

経営者の仕事って何かっていうのもわかりにくいですし
静かに仕事しようと思って30分
集中してだまって仕事ができたためしがない。


佐藤:
電話もかかってくる、聞かれる。携帯も鳴るしお腹も空く。


鈴木:
もうこれ以上他の(スタッフ)にお願いすることも無理。
ましてや私もこれ以上働くのは絶対に無理。
その時に佐藤さんに出会って。

具体的に、
「あなた(鈴木さん)の仕事を減らさなきゃいけないんですよ。
っていうことは(仕事をだすために)
スタッフの今の仕事を減らさないといけないんですよ。
ってことは、今なんの仕事やっているのか全部だして、
得意な人に得意な仕事できるように
組みえていけば、絶対隙間はできますよ」

っていわれたときに
もうぜったいこれしかない!と。
そこまで具体的に言ってくれた人はいなかったんです。

 

みんなバラバラに「0」から仕事をしてしまっている

 

佐藤:
個別相談の時に、今の事業をずーとつづけていくことが
会社の売り上げ、スタッフにとっても「よくない」んじゃないか。
新しいことをやらなきゃいけないことはわかっている。
でもどういう順番でやらなきゃいけないのか、わからなかったんですよね。

その時に話したのは、

「まずは業務を全部棚卸しして
誰がいったいなんの仕事をどれくらいしているのか
把握してその上でパズル見たく組み立てていきましょうと
無駄な仕事が8割くらいあるはずですよ」と。

 

鈴木
そう。実際、私が仕事をみていても
みんな忙しそうにしているけど、一体なんの仕事をしているのか
成果がでているのかわからなかったんですよね。

だから、今日1日一生懸命働いてくれています
それに対してお給与もはらいます。
でも何をそんなに一生懸命やっているのか・・・


佐藤:
いったいこれは売り上げにつながっているのか。
何に向かって走っているのか。

鈴木:
自分たちが何に時間をつかっているのかわかりにくかった。
同じようなことを2人で別々にやっていたり
お互いの連携もすごい取れていなかった。

みんな個人プレーだった。個人プレーで仕事をしていて。
例えば、このグラフがもう8割できているのに、
ほかの誰かがまた0からつくる。

共有するという習慣もなく、みんなが真面目に
ひとりで0からこつこつやっている。

 

佐藤:
マニュアルもほぼなかったですからね
毎回毎回、同じ仕事を全員が「0」からやっている。
という非効率な方法になっていましたよね。

鈴木:
佐藤さんは、最初に
わたし(社長)が繰り返し毎回やっていることがあれば、
それはマニュアル化できると言ってくれて。
それならわたしは(はたらく時間は)少なくとも半分にはなるなと思ったんです。


佐藤:
最初の名刺交換で「これだ!」となり
その日中に個別相談して希望の光がみえたと。

 

 

根性論じゃなくても、売り上げをあげるやり方がある!

 

鈴木:
なんとかして努力して(業務時間)減らしましょう!
がんばりましょう!じゃなくて、具体的にやり方がわかった。

わたしが何度も説明していることを、まずマニュアルにしていく。
それからやればいいと。
それなら私にもできる!そう思ったんです。

佐藤:
今までは、鈴木さんは
・まず、がんばりましょう
・新規営業がんばりましょう
・努力です
というアドバイスだけしかもらえなかった。

じゃあ、次の日どうアクションすればいいのか
具体的に何をすればいいのかわからなかったんですよね。

 


 

やばい。スタッフ全員辞めるかもしれない・・・。

 

鈴木:
「みんなでお互いの仕事の状況を把握する」っていう習慣がなかったので
みんなで仕事を共有するってなったときも

スタッフにとっては「なんで?必要あるの?」という感じでしたね。
今となっては普通にお互いの仕事がわかるようになってますけど。

佐藤:鈴木さんのサポートして3ヶ月ですけど
その間に何やったかというと、まず鈴木さんが希望を持って笑

その次に、スタッフさんに会社の方向性、
鈴木さんの体調も含めてお伝えし
かつ事務なのに営業の仕事する可能性もあるよと
伝えたんですよね。

状況が状況だったので
「最悪スタッフ全員やめるかもしれないですね」
と話していましたよね。
・・蓋を開けてみたら全員残りました。


鈴木:
そうですそうです。

佐藤:
(スタッフさんがみんな残るってわかった時の)
あの日の鈴木さんのメールの長さっ!小説かっ!笑

あのおかげでみんなが「この会社は存続にむけて頑張るんだ」と
(気持ちが)揃いましたよね。実際ひとりも辞めませんでしたし。


鈴木:
そう。あの時にすんごい画期的だったのは、
経営指針を真ん中に据えることができたということ。

「わたし(社長)を助けて!」じゃなくて、

「この会社が社会に役に立つ
そのために経営指針があり、手段として塗料なんだ」と

その時にみんなが(経営指針を)はじめて真面目に読んだ!笑
3年越しですよ・・・!

前は、経営指針なんて
「また、社長がなんか思いついちゃって、なんか言ってる」
みたいな感じで経営指針をだすこともできなかった。

佐藤:
今は経営指針、壁にはってありますよね。

鈴木:
会社の状況、自分の状況全部話して、
そのあとスタッフひとりひとりと面談して。

そのときに経営指針「うちはこういう会社にしたい」と話して。
そうしたら、みんなじっと見て。
「これ、いいですよ。できますよ。がんばりましょう!」と

佐藤:
よかったーーーー。
もう全員辞めるとも覚悟してましたからね。
ここでみんなの結束が固まったのが大きかったですよね。



 

全員同時に、「ポストイット」で断捨離。週1日出社になった。 

 

佐藤:
心がそろったあとに最初にやったのが「ポストイット」

全員分の業務を模造紙に書き出して
頭の中身全部はきだして。
まあ、鈴木さんのかかえていたしごとの多さ・・・。
模造紙3枚分でしたよね


鈴木:ありましたねーーー・・・。

佐藤:その上で模造紙3枚分の仕事が、
そもそも鈴木さんじゃないとできない仕事ですかね?と。

とにかく最優先は鈴木さんの稼働時間へらすことだったので。
本当に鈴木さんが本当にやらなきゃダメな仕事は
結局ポストイット2~3個でしたよね。

なので、その2~3個だけにするために
・まず他のスタッフに出す
・そのためにスタッフの仕事の段取りを組み立てなおす
・あとは仕事のマニュアルをつくる

これをやって、
1ヶ月半くらいしたときに
週に1日出社まで減りましたよね。(現在は、半日で週に2回)

鈴木:
あとSkypeとりいれたので
家にいても意思の伝達ができるようになったのが大きいですよね。

Skypeつかって会議なんてなかったので。
それまでは、会社まで往復3時間・・・。
3時間あればそれだけで仕事できちゃうわけですよ。

佐藤:
それだけで仕事がおわる笑
あとグループ作ってスタッフ全員の仕事を
リアルタイムで把握できるようになったのも大きいですよね。

最初の1ヶ月で集中したのは
・無駄な仕事をへらす
・マニュアルをつくる
・鈴木さんの稼働時間減らす
この3つでしたね。


 

営業ってどうやるの?私たちにできるの? 

 

佐藤:
2ヶ月目に営業をやろうとなりましたね。

今までは、商品力があったので口コミが口コミをよんでいた。
大手の取引もできた。

でも、それだけじゃ、
だんだん売り上げが下がっているのもわかっている
じゃあ新規営業をやります。と。

でも
・どうやればいいの?
・新規ってなんですか?
ここからスタートでした。

鈴木:そもそもだれがやるの?

佐藤;
っていうところからでしたね笑

なので、
そもそも売り上げってなんなの?
というところから理解しないといけないので
2~3回セミナー形式で営業とはなんぞやをお伝えしましたよね。

鈴木:そう。あれよかった
「電話してくださいよ、リスト作ってくださいよ。やればいいんですよ」
それが今まで教わったやりかただったので・・。

そうじゃなくて、自分たちが昇ると決めた山が
どういう山なのかを把握できたのがよかったし
それでみんなの意識も変わらざるをえなかった。

佐藤:そうですね。
損益分岐点わりだしたときに
「じゃあ、ひとりあたり月にいくら売り上げないとだめなのか」
を伝えましたよね。

みんなの顔が
「あ・・・なるほど!けっこうがんばらないと・・・」と笑

それで、みんなが1時間あたり
この仕事で売り上げにつながっているのか
意識を少しできるようになりましたよね。

 

鈴木:
そろそろもう一回生言ったほうがいいかも笑
毎日毎日(勝手に)「売れる」わけじゃなくて

・売るために今日はなにをする
・そのために何をどれくらいやる
実際は、何日間もかかってやっと受注できますから。

・いつまでに売るために
・いまなにやる
ここはまだ弱いかもしれません。

 

佐藤:
事務で入った方が営業電話を出来ているのはすごいですよね。
そして皆さん上手。

 

鈴木:
本当にうまくいくのかなー。と思っていたんですけどね。
毎日、毎日、コツコツとやってくれる。

佐藤:今は、役割分担して
うまく提案までの流れができあがりつつありますよね。

新規とは何か、単価とは何か。
そもそもから説明したからみなさんも
何のためにやるのかわかったことも良かったですね。

新規電話のかける練習も、上手な方のかけ方を
横で見たことでイメージもできるようになりましたよね。


鈴木:
そうですよね。横で見ることで
「あ、こんな風にやるんだ、こうでいいんだ」と。
具体的にどうやる。が見えたことで行動できましたよね。

 

3ヶ月目。他部署との連携スタート やりたいことをやってもいい。

 

佐藤:
3ヶ月目に一番の山場。他部署との連携スタートしましたよね。
もう、半年以上、連携がうまく取れていなかったですよね。

鈴木:いや、もう1年近くですね。

佐藤:連携のための「真ん中になる」ルールが全然決まらなかった。

鈴木:ルールを決めることはできないと諦めていました。

佐藤:
今は連携のための「真ん中になる」ルール決めが、
私が間にはいることで前に進んでいきましたね。

鈴木:第三者がはいることでやっと動き出しましたね。

佐藤:
会社清算するしかない。
からはじまり週1日まで鈴木さんの稼働時間は減りましたね。

鈴木:
私ががんばって、「どうにかなる・できるいこと」ならいいんですよ。

でも当時は料理の素人が
今からプロの料理人になれ、っていうくらい無理な話で。
そんなときに佐藤さんに会った。

佐藤さんに
「そもそも、本当にしたいことはなんですか?」って聞かれて

「本当は梅干し(安全な食、からだにいいもの売ること)をしたい。
それを田舎(静かな場所)でやりたい」と答えました。

 

佐藤:
そうですね。その時伝えたえたのは
いきなりその仕事、状況にきりかえるのは難しいですけど。

例えば商品設計しっかりして、
利益が出る構造にして
お住まいを大分(すずきさんの「出身地)にして
ネット販売できれば、それは実現は「不可能」ではないですよね。


鈴木:
自分は化学に飛びぬけて詳しいわけでない。
塗料の研究開発、施工だけだとやはり限界かなと。

10年20年という先の話ではなく
もう5年以内という割と近いタイミングで
業態変換とか考えないと・・は思っていました。

 

佐藤:
そうですね。
今日明日でいきなり業態変換は難しいですけど。

損益分岐割り出して、
きちんと売り上げ計画・利益計画たてて
営業(売る力)つけて
資金確保してそこから業態変換はできますよね。

 

鈴木:
いきなり違うことをやるっていうのは、難しいですけど。
スタッフが興味あることを小出しに小さいところから
始めるというのもいいのかなって。

スタッフの1人の方が、小学生のお子さんがいる方なんですけど。
うちの素材でお子さん向けにかんたんな遊び道具
をつくったんですよね。
で、今度はそれを地域のイベントで試してみたい。と


佐藤:
そうやって、会社に来て事務だけやって帰る。よりも
「思いついた・やってみたい」
その気持ちを生かして、小さいところから
「やってみる」っていう雰囲気ができたのはいいですよね。

鈴木:
それまでは、「これだしかやっちゃいけない(施工、販売に関すること)」
と思っていたし周りからも言われていた。
でも、「(佐藤さんに)できるところからまずやってみたらいいんですよ」
って言われて、そうか。やってもいいんだと。


佐藤:事業にするかどうかおいておいて。
「やってみたい」なら小さいところから
やってみたらいいじゃないですかと。

鈴木:
そうです。小さくやってみて、その結果スタッフの方が、
「じゃあ、このおもちゃを
小学生もうすこし集めてみんなでやったらどうですかね」とか

夏休みにクラフト教室やってみるとかアイディアもだすようになって。

佐藤:
そうですね。
鈴木さんの稼働時間(週7日勤務状態から週1日に)が大幅にへった。
というのも大きいですが。

私個人的には、
このスタッフのみなさんの「変化」がすごいなと思っています。
意識の変化が。まだまだ頑張っていく点もあるんですけど。
鈴木さん(社長)に確認しないとわかりません。
「思考停止・・・」

だったものが

「自分たちでやろう」
自分で答えをだそうという思考になったのがおおきいかなと。

営業電話を開始してからも
・こういう場合どうしたらいいですか?
・こういう方法どうですか?
と積極的に質問してくるようになって。

すごいなと。
あと、新しいことをやっていく中で
スタッフみなさんの隠れた「才能」が見えるようになりましたね。

 

「追い込み漁」で成果はでないチーム 

 

鈴木:
「やれー!なんでもいいからやれー!」って追い込んで
緊迫感持ってやるというのも一つの考えだとは思います。

でも
わたしは、なによりも今のスタッフが
今のこの状況を嫌にならずに
毎日仕事をしてくれている。これ大事だなと思っています。

環境がこれだけどんどん変わっていく
それにまずは対応しなければいけない。

ましてやスタッフの方は
経営者でも営業マンとして採用されたわけでもない。
いままでは、社長の後方支援だけやりますって言っていた人たちが
営業をしなきゃいけない。


だとしたら、やれっていってもダメで。
本人の意思で「やる」ようにならないといけない。
強制的にやれっていっても持たないわけです。
で、そこを(本人の意思で「やる」ときめて行動している)クリアしている
それ自体がやっぱりすごいと思うわけです。


佐藤:
営業バリバリしている人から見たら、
「甘いんじゃないか」という指摘ももらいますけど
そもそものスタートがマイナス(営業ってなんですかからスタート)
だったので。

ここまで愚痴もいわずに淡々とやっているということはすごいですよね。
今後は、鈴木さんの稼働時間はキープするかもう0日にしたいので。


鈴木:
そうですね。
そういう環境にならないとですね。
ある意味いまの状況(私の体調の関係でわたしが長い時間会社にいない)
はいいのかなって思うんです。
社長に聞けばいいや。が自分で答えを決めないといけない。


(人の)成長曲線を考えたときに
成長していくうえでは「失敗」が必要なんですよね。
もちろん失敗しないように教えていきますが、
失敗しないとわからないことも、やっぱりあるんですよね。

ここが難しいところなんですけど・・。
失敗ってダイレクトに会社の売り上げに直結してくるんですよね。
だから、どれだけその失敗を会社がうけとめられるか
器を大きくできるか・・。

でも、失敗なしに成長はない。これは絶対ですね


佐藤:
そうですね。
いままでの安全な領域から一歩でたときに
人は成長できますからね。
いままでと同じことだけしていたら成長できない。

鈴木:
そうです。5月1日に、みんなに会社とわたしの体調を伝えてね。
そこでもういままで通りは通じない。とみんなが自覚したのかなと。

佐藤:
そうですね。5月1日・・わたしの誕生日でした笑

鈴木:
そうでした、そうでした笑 そんな日でしたね。
やること自体もかわるし給与もかわる、
しかも減る、払えない可能性もあると伝えましたからね。

佐藤;
実際は給与もしっかりお支払いできてますしね。

鈴木:
よかったです。

佐藤;
あとは、他部署と協力体制ができたことも大きいですよね。
もめていたけれど、結局「蓋」をあけてみたら
この会社をよくしたい、商品よくしたい。は一緒だった。
ここからうまく連携できていけばいいのかなと思っています。


鈴木:
ある意味わたしが、会社から離れているこの状況は
いいのかなとも思います。

いい意味で私のカラーじゃなくなる。
わたしが元気に100%だったら「社長」だったらどう思うんだろう。
って考えてしまうと思うんですよね
でもそれがなくなって、
自分で考える。ようになるのはいいと思う。

 

佐藤の人柄 どんな人ならサポート受けるといいですか?

 

佐藤:
あ、随分と長くなってしまいましたね笑
では、最後に
・佐藤の人柄
・こういう人は佐藤のサポート受けた方がいい
とかあれば。


鈴木:
そうですね。まず、佐藤さんは、とてもスピードが速いです。
そして、思ったより「無理強い」はしない。

佐藤:笑
状況が状況だったので「無理強い」してもっていうのもあります笑

鈴木:
でも、コンサルの方ってけっこう「無理強い」することもあって。

・自分のペースについてこい!
・言われた通りにやれ!というスパルタ方式もあるわけで。

でも、佐藤さんは
「普通はこれくらいできてあたりまえ」みたいな話はしないですよね。

それがよかった。
わたし「普通」ってなんだろうって。いつも想っていたので。

条件も置かれている状況も、経験値もちがう。
うちの業態、立地、メンバーがある。

なのに画一的に「普通は3ヶ月でこれくらいできる」
って言われても、それは違うと感じていて。

佐藤さんは「押し付けて、これやって、で追い込む」ってことはしない。
それがほんとうによかった。


佐藤:
そうですね。
たしかに追い込んで伸びるタイプや組織もあるんですけど。

最初スタッフの皆さんと顔を合わせて話をして
明らかに「追い込み漁」はあわないなと笑
追い込んで力がでる!というタイプがひとりもいない笑

あと、もともと
この会社は鈴木さんという太陽のもと
のびのび育つというのが基本だったので。
追い込み漁はさけました笑

鈴木:
わたしが佐藤さんをすすめるなら

とりあえず、一通りのことはためしたし本も読んだ。
でもこの会社、わたしに合うやり方は
なんなんだっていう人はいいと思う。

もちろん、そういう知識がない人も
さっさと佐藤さんのやり方でやったら早く結果でるからいいと思う。

画一的なコンサルのやり方にうんざりしている人は
けっこういるんじゃないかな・・。

でも、手放すのはこわいから、コンサルをつけている。
こういう人は世の中に多いんじゃないかなと。
わたしは「えいや!」って変えましたが。

もっともっと自分を削って頑張んないといけない。
そういうもんなんだ。って思いこんでそればいいって人は
それでいいと思うんですよ。笑

でもそんなやり方じゃ限界なわけですよ。


佐藤:
たしかに。努力と根性とやる気である程度まで伸びることはあるんですよね。

でも、特に女性の場合ですけど。
ものすごい選択肢がたくさんあるなかで
社長業をやなきゃいけないので
24時間すべて仕事でいくのは物理的にも難しいですし、きつい。


鈴木:
そうですね。
社長やって、お母さんやって、嫁やって、妻やって・・。
きついですね。

やることいっぱいでクビまわらないっという方は
佐藤さんのサポートは効果的だと思います。
手放し方、(業務の)整理整頓のしかたから一緒にやってくれるので。


わたしもこの業務を手放して誰かにお願いしようって
うすうす感じていたんですよ。

でも、いやーでも無理だとおもっていて。
そいういうことが積み重なって首が回らない、
クビが回ってないことにも気がつかない。

佐藤さんの場合は
・他にできる人いるんじゃないですか?
・これ(業務)をもっと分解したらここだけできる人はいませんか?
・全部じゃなくても、週に数回・数分とかでもできる人いませんか?
ってひとつひとつしつこく聞かれたことで

自分で「できない」と思っていたことが
これなら「あ、できる」と。
実際今、これだけ手放せましたし。


佐藤:
そうですね、本当に稼働時間という最初の壁はこえましたよね。

ここから売り上げをつくりあげる組織にしていくので
もう一山ありますが。

でも、鈴木さんが全部ひとりで
抱え込んでやろうとしていた時にくらべたら
鈴木さんの体力的にも、気持ち的にも
たいぶ楽になりましたよね。


鈴木さん:
楽になった・・・。息ができるようになった笑
息止めて全力疾走してましたから。。
持てるものはずべて持って全力疾走。


佐藤:
そうですね、スーツケースももって、両手ふさがってましたからね。


鈴木;
ゴールもどこ走っているかもわからない。
大きなゴール(漠然と会社がもうける)はあっても遠すぎて
よくわからなくなる・・・。

そこまでの道順はわかんないし、とにかく
今この荷物持ってこのまま全力疾走しなきゃいけない。

これしかわからないという感じでした。
これ以上荷物は増やせないのに、

まわりからこれやったらいいのでは?
これはどう?て荷物をもらってしまう。
この本を読め、1年に何冊よめ、
経営者は一瞬たりとも休んではいけない
いつも仕事のことをかんがえていなくてはいけない・・・。

いろんな情報ははいってくるし知識はふえるけど。

これじゃあ、自分の人生じゃなくなってしまう。
他人の人生になってしまう、
やることに埋もれているから
自分の人生から離れて行っているのに
どうしようもできない。

これは他の人の手を借りないとだめだった、だれかに
「この荷物持ってもらって、荷物の数を数える」
それができないとだめだった。

 

佐藤:
そうですね。その荷物の整理から一緒にやりますからね。
その荷物手放せたから、
鈴木さんとこの会社にあったやり方を選ぶことができましたね。


鈴木:
だから、いっぱいいっぱいならまずは佐藤さんに相談して
「荷物」をいっしょにおろすところからやったらいいと思う。
その上で一緒に自分達にあったやり方をみつけたらいいんじゃないかなって。


佐藤;
そうですね。
断捨離と整理。ここから一緒にやっていくといいですよね、

鈴木:
あ、あと、佐藤さんがすごいなって思うのは
ちゃんとみんなになじめるところですよ。

普通、コンサルの方が現場になじむって難しいですから。
悪い意味でも「先生」になってしまうし、
スタッフも心を開かなくなってしまう。

でも佐藤さんは、最初からもう本当に自然で。
ごはんも食べに行きますし。
「先生先生!」って偉ぶらないですし。
そこは本当にたすかりますし、安心してお任せできます。


佐藤:
ありがとうございます。
そうですね、スタッフのみなさんが本当に素直でありがたいです。
これから、もう一山ありますけど
鈴木さんの人生優先、スタッフの皆さん優先で
がんばっていきますので
どうぞ宜しくお願いします。

 

株式会社日米商会様 


1927年創業 公式HP
先々代社長が開発した特殊塗料とハイレベルな施工技術を持つ。
自分たちで補修ができる塗り床材の開発・販売も行う。

 

KIROKUKA 個別相談については
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